江戸川区議会 2011-09-16
平成23年 9月 生活振興環境委員会−09月16日-06号
小林 豊
環境部長
白井正三郎 生活振興部長
外、
関係課長
●事務局
書記
相澤秀紀
●案件
1 座席の指定
2
陳情審査…継続(第11号)
3
所管事務調査…継続
4
執行部報告
(1)
小中学校、幼稚園、
保育園等の砂場の
放射線測定と対応について
(2)
東京天然ガス発電所計画について
(3)
江戸川清掃工場から排出される
飛灰処理汚泥について
(4)
水銀混入ごみによる
杉並清掃工場1号炉の停止について
(5)第34回
江戸川区民まつりについて
(6)
住居表示(住所)変更について
(7)平成23年度江戸川区
産業賞選考委員会の開催について
(8)江戸川区
創業支援施設「
チャレンジオフィス小岩」について
(9)
商品券エコサマーフェアについて
(午前10時00分 開会)
○
伊藤照子 委員長 皆様、おはようございます。ただいまから、
生活振興環境委員会を開会いたします。
署名委員に
江副委員、
片山委員、よろしくお願いいたします。
初めに、座席の指定ですけれども、現在、着席している席でよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤照子 委員長 それでは、このとおり決定をいたします。
これより陳情の審査を行います。
第11号、
地方消費者行政を充実させるため、
地方消費者行政に対する国による
実効的支援を求める意見書を政府等に提出することを求める陳情ですが、初めに、本陳情の審査に関連して、執行部から報告がありますので、お願いいたします。
◎
松尾広澄 地域振興課長 お手元に「
消費者庁now!」という1枚ものがあろうかと思いますが、それをごらんいただきたいと思うのですけれども、これは
消費者庁から、本陳情にもいろいろありますけれども、
消費者行政のいろいろなPRをするために、インターネット上で配信される
ウェブ情報誌であります。
創刊第2号が、実は9月に出たばかりなのでありますけれども、ちょっと御参考までに。中ほどの目次の4番目に「消センだより」というのがあると思いますけれども、この第2号から全国の
消費者センターの
活動ぶりを御紹介しようという特集が組まれております。実は、全国の
消費者センターの第1号に江戸川区が選ばれて御紹介をされたものですから、裏面に、そこの部分の抜粋の御紹介をさせていただいております。後ほどごらんいただければと思ってございます。
以上でございます。
○
伊藤照子 委員長 それでは、審査願います。
◆
片山知紀 委員 これについては、継続をずっとしてきているのですけど、一応各区の実情を私なりにちょっと見た部分があるのですけども、大体全区までは出ていなくても、大方出ているということで、この陳情者のほうから出されているのです。これが、各
議会では継続もあるのですけども、
趣旨採択もあるし、採択もあるし、不採択はないのかな。
意見書を出す云々については、意見書を出さないでという、それで
趣旨採択、そういうケースもあるし。これはまちまちではあるのですけども、できるだけ正副のほうで諮っていただいて、結論を出せるものであれば、年内に出したほうがいいのではないかと。
1本しかないから、それを出してしまうとほかないよというのだけども、あくまでも委員会というのは、陳情・請願だけが委員会の使命ではないですから、できれば
そこらあたりの時期を見計らっていただいて、結論を出す方向で取りまとめていただいたらどうなのだろうかという感じはしますので、ひとつそのようにお諮りというか、御相談の投げかけをしていただければいいかなと思います。
○
伊藤照子 委員長 ほかにございますか、よろしいですか。
◆
須賀清次 委員 今、
片山委員のほうかもお話があったように、この分野に関しては、まだ私自身もわからない部分があるのですが、やはりほかのところを見ても趣旨か採択ということがあるようですから、やはり委員会としても、何らかの形で結論を出す方向で進めていったほうがいいのかなと。
特に先ほどの説明で、今日も
グリーンパレスを通ってきたのですが、
消費者センターの感じが変わりましたよね。多分皆さんも見ていると思うのですが、それだけ区のほうも力を注いでいるのかなということで、何らかの形で結論を出していただければという気持ちはあります。ただ、私はまだ、会派は離れましたけど自民党ですので、多分自民党に準ずるようなことにはなると思うのですが、
片山委員の思いと同じような気持ちでいます。
○
伊藤照子 委員長 ほかにございますか。
◆田中けん 委員 ちょっと踏み込んだ考え方になるのですが、委員会がこれを何というのですか、仮に採択をするというような形になれば、意見書を提出するということを陳情者は望んでいるわけですけども。
消費者行政をより充実させるためには、やはり昨今増えてくるさまざまな相談事を、根本的に
相談件数を逆に減らしていくようなことを国に求める、要するにどういうことかというと、犯罪行為的なものを予防するようなことも含めて、私は国にむしろ踏み込んだ形で予防するような形のほうが、より少なくなった
相談件数に対して、地元の
消費者センターがより集中して、丁寧に対応できるだろうというような思いがあるものですから。
今、先ほど紹介していただいた「消センだより」の裏を見ると、やはり
詐欺的商法というのが非常に多くなっていると。これは
皆さん方も同じ認識なのでしょうけど。詐欺は、私の考えでは増えることはあっても、減ることはこれからもないだろうし、それに対しての国の対応が、やはり甘過ぎるというようなものもありますから、重罰化も含めて、私はできれば、もしさっき言ったように、意見書を上げるということになれば、踏み込んだ形での意見書みたいなものもぜひ考えていただきたいなと、そういうような思いでいます。
終わります。
○
伊藤照子 委員長 ほかにございますか。
◆
須賀清次 委員 今日のところは。
○
伊藤照子 委員長 今、
片山委員、
須賀委員のほうからお話がございましたので、少し検討させていただきまして、いつごろそういった形で江戸川区の
消費者行政、また区民の方を守るためにということで、この陳情について、結論については考えていきたいと持っておりますので、今日は御意見を伺ったということで、方向性については、また次回以降に申し述べさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
では、ほかにないようでしたら、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤照子 委員長 では、そのようにいたします。
陳情の審査を終了いたします。
次に、
所管事務調査についてなのですけれども、本委員会の委員に新しくなられた方も多くいらっしゃいますし、今、放射線の問題やいろいろな環境や
エネルギーの問題からしても、
所管事務調査として
江戸川清掃工場、また
葛西水再生センターどちらに行けるかはちょっとあれなのですけど、そういったところの視察をしてはどうかと考えているのですけれども、皆様いかがでしょうか。検討したいと思っているのですが。
江戸川清掃工場、または
葛西水再生センター。
◆
須賀清次 委員 これは。
○
伊藤照子 委員長 委員会として。
◆
須賀清次 委員 内容は。
○
伊藤照子 委員長 視察に。
◆
須賀清次 委員 視察だけど、例えばこういう砂の問題とか、そういう放射能に関して。
○
伊藤照子 委員長 いえ、放射能に関してという意味ではありません。とても大事です。
葛西水再生センターの
太陽光パネルも設置をされましたので、そういったことも含めまして、
エネルギー問題や、またそういう環境問題、いろいろな意味から大事なことかなと思って。現状を見ていただくということで、いいのではないのかなとかねがね思っていたので、ここで提案させていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。よろしいですか。
◆
片山知紀 委員 一応今、2カ所ということなのだけど、
清掃工場は大体皆さん何かしらの機会で見ているのではないかな。
水再生センターというのはまだみんな行っていないし、わからない。どこにあるかもみんな把握していないのではないかな。だからそのあたりを踏まえて、私は
水再生センターの視察のほうがいいかなと思いますけど。
○
伊藤照子 委員長 わかりました。本会議等もありますので、行ける日程というのがなかなか厳しいものですから、両方というのはもしかしたら無理かもしれないので、
葛西水再生センターのほうを優先にして行くような形で、ちょっと計画をしてみたいと思いますので。
〔「正副にお任せします」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤照子 委員長 では、執行部の皆さんもどうぞよろしくお願いいたします。
では、それ以外につきましては継続にしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤照子 委員長 では、そのようにいたします。
次に、
執行部報告がありますので、お願いいたします。
初めに、環境部、お願いいたします。
◎後藤隆
清掃課長 おはようございます。
清掃課長でございます。
ちょっともろもろの報告の前に前回の委員会で、
江副委員さんのほうから御質問のありました件について、お答えをさせていただきたいと思います。
江戸川清掃工場において、いわゆる飛灰等、いわゆる集じんする
バグフィルターを、どの程度の期限で取りかえるのかといったような御質問があったかと思います。それについてお答えをさせていただきます。
1炉、2炉が、
江戸川清掃工場にはございますけども、それぞれ約1,300本ぐらいずつ
バグフィルターがついております。取りかえる年数については、おおむね5年を目安に取りかえると。その間使用していて破れたりとか故障があった場合については、その部分だけ取りかえることにしておりますけども、通常は5年から6年ぐらいを目安に取りかえると。
ちなみに現在ついているものについては、それぞれ平成21年、22年に取りかえたばかりでございますので、ここから後5年、4年、3年は使うといったようなことでございます。
報告は以上でございます。
◎古谷章
環境推進課長 それでは、お手元に4枚、環境部から資料を提出させていただいておりますけれども、このうちの2点については、私、
環境推進課長から御報告させていただきます。
まず、一番上にあります、
小中学校、幼稚園、保育園、公園等の砂場の
放射線測定と対応についてというものでございます。砂場の
放射線測定については、8月30日から開始をしておりまして、そして1時間当たり0.25
マイクロシーベルトを超えた場合には、逐次、区
議会事務局を通しまして、議員さん方にも御報告しているところではございますが、今の段階でまとめたところを御報告させていただきます。
9月13日現在で申しますと、142の施設、それから152の砂場を測定したところですが、3カ所の砂場で0.25
マイクロシーベルトを超えました。そして、さらに14日の速報値でございますけれども、さらに1カ所、つまり現在4カ所で0.25
マイクロシーベルトを超えたということがございます。
下に一覧で書いておりますけれども、四つの施設。まず、第六
葛西小学校ですが、第六
葛西小学校は砂場が実は二つありまして、体育用のものと、それからフジ棚の下の、いわゆる
砂場遊びのためのものというものがあります。9月7日に測定したところ、体育用の施設の地上5センチで0.25という値が出ました。
ただ、この同じ日に、隣にありますフジ棚の下の砂場、あるいは校庭の中央部で測定しましたところ、0.15あるいは0.13という数字になっているところであります。そして、9月12日に体育用の砂場を再測定いたしましたところ、0.23という数字が出たところであります。
それから、平井5丁目、平井駅北口近くにあります、
ちどり児童遊園ですけれども、こちらについては9月12日に測定しましたところ、0.26という数字が出ました。同じ日に
児童遊園の中央部ではかったところ、0.12という数字でしたが、さらに14日に砂場を再測定しましたところ、0.23という数字が出ております。
それから
西瑞江公園、これは環七沿いの環七の東側、
都営住宅の近くにある公園ですが、ここは9月13日に測定したところ、0.33という数字が出ました。しかしながら、同じ日にこの公園の中央ではかったところでは、0.18という数字が出ております。
さらに9月14日には、平井にあります私立の
逆井保育園で0.27という数字が出ましたが、園庭の中央ではかったら、0.17という数字が出たところであります。
いずれにいたしましても、この0.25
マイクロシーベルトを超えたところにつきましては、使用を一時休止いたしまして、今後再測定を行うなど、あるいはそれに基づいて対応をどうするかということは、それぞれの砂場の状況も違いますので、
施設管理者のほうで検討していくというところであります。
1点目は以上です。
次に、
東京天然ガス発電所計画というペーパーが2枚目にございます。これは、先般の大震災を契機といたしまして、東京都の電力問題というものは、ほかの県の原発に依存しているという問題が出てきたところであります。そこで、電力の地産地消という考えに基づいて、東京で、東京自らが
エネルギーを確保したらどうかという構想を現在、東京都で練り始めたというところであります。
現実的な
代替エネルギーとして、100万キロワット級の
天然ガスの発電所を計画しているというものであります。ちなみに、この100万キロワット級の発電所というのは、おおむね原発1基分ということになるということであります。
規模についてですが、50万キロワット級の
天然ガスの
火力発電所を2基設置するということであります。
天然ガスの発電というのは、従来の石油とか石炭の
火力発電に比べますと、
発電効率が高い、あるいはほかの燃料よりも比較的クリーンな
エネルギー、つまりCO2を余り排出しないというふうに言われているものであります。
この
発電所用地の選定についてでありますけれども、現在東京都で適した土地を、一定の条件に照らした都誘致のスクリーニングを行っているところでありまして、現在5カ所を選定したというところであります。
中央防波堤の外側の埋立地を始めとして、江戸川区にあります
葛西水再生センター用地も含めて5カ所であります。
この選定の条件でありますけれども、米印1で書いてありますが、東京都の
公有財産のうち、5ヘクタール以上の土地があるということ。あるいは
天然ガスなどの
エネルギーインフラの導入が容易である。さらには冷却水の確保などの理由から、臨海部、もしくは河川に面した土地であるというようなことが、条件ということになっております。
今後の
スケジュールでありますけれども、
運営主体、あるいは採算の問題、規制の問題、それからさらに
環境アセスなど、設置に向けた解決すべき課題というものは非常に多いものですから、現段階では、稼働がいつになるというようなことは不明という状態であります。
以上であります。
◎後藤隆
清掃課長 それでは、私のほうから2点、御報告をさせていただきます。
まず1点目は、
水銀混入ごみによる
杉並清掃工場1号炉の停止についてございます。
杉並清掃工場において、1号炉の排ガス中
水銀濃度が
自己管理地、これは0.05ミリグラム/立方メートルを超えたため、清掃炉を停止したとの情報が一組より入りました。日時でございますが、
停止日時は9月9日の金曜日、午後6時30分でございます。
今後の見通しでございますが、設備の
汚染状況を調査、これは10日前後かかるというふうに聞いてございます。及び洗浄、清掃を行うと。その状況にもよりますけども、安全が確認された後、再
立ち上げを行っていきますということでございます。
不
適正ごみ搬入防止対策といたしましては、この間、特に昨年度は
足立清掃工場を始め、五つの
清掃工場に6回にわたって水銀による
搬入停止、炉の停止等がございましたものですから、一組と、また
清掃課長会のほうでも、この
搬入防止に向けて委員会を
立ち上げてやってきたところでございます。
その間、区民の皆さん、あるいは特に水銀を使われる業種が多い、特に
医療関係の方々等に対して、
混入防止に向けて周知等を行ってきたところでございますが、残念ながらこういった結果になったことを踏まえ、改めて区民の皆様、あるいは
業界団体等のほうに
周知徹底を行っていこうということが確認されたところでございます。
水銀混入ごみによる
杉並清掃工場1号炉の停止については、以上でございます。
続きまして、
江戸川清掃工場から排出される
飛灰処理汚泥について、御報告をさせていただきます。
このことにつきましては、この委員会でも何度か皆様方に御案内をさせていただいているところでございます。3月11日に発生しました大震災による福島第1
原子力発電所の事故による東京23区内の
一般廃棄物処理における影響を確認するため、
焼却処理で発生する灰等の
放射能濃度の調査を実施してきたところでございます。
6月27日に公表されたものによりますと、飛灰から9,740
ベクレルという数値の
放射能物質が確認されたということで、こちらの文書にもございますように、環境省では当面の間、8,000
ベクレルを超える飛灰等の取り扱いについては、特別な管理のもとに一時仮置きをすることという、こういう通達もございまして、一組、あるいは東京都といたしましては、
中央防波堤内に、特別の管理のもとにこの間、8,000
ベクレルを超える飛灰については、管理をしてきたところでございます。
なお、
江戸川清掃工場からの排出におきましては、いわゆるフレコンパックという密封性のあるパックに詰めた形で、また
天蓋付き、天井にふたのついているダンプで
中央防波堤のほうに運び出す作業を、7月13日から実施してきたところでございます。
その後、継続して測定を実施してまいりましたけれども、8月22日及び9月5日の公表された値について、連続して8,000
ベクレルを下回るといったような結果となったため、9月からの排出分について、8,000
ベクレルを下回る処理の方法。これは、いわゆる
中央防波堤に
埋め立て処分という形でございますけども、そのような形を取らせていただくことになりました。
ちなみに、9月20日
公表予定の分についても、これは5,930
ベクレルということで、引き続き8,000
ベクレルを下回っているということでございますので、引き続き
埋め立て処分という形で実施をしてまいります。
ただ、この数値については、この表にもございますように、高かった、低かったというのが少々でこぼこしてございますが、やはり混入されるごみ等の性質によって、まだまだ予断が許されない状況は続いているなか、引き続きこういったことは一組とも連携を図りながら、注意していきたい、このように考えてございます。
清掃課からの報告は、以上でございます。
○
伊藤照子 委員長 次に、
生活振興部、お願いいたします。
◎
松尾広澄 地域振興課長 お手元に、
江戸川区民まつりの御案内をさせていただいております。今週初めに、
議員各位の皆様方に、顧問という形で御案内をさせていただいたところでございますが、改めてこの場をおかりしまして、御説明を申し上げます。
日時は今年の10月9日、日曜日でございます。お手元に冊子をつけてございますが、この6ページをごらんいただきますと、当日の主な
スケジュール、行程表が載っているかと思いますが、12時から
場内パレードを行いまして、それが終わるのが大体40分から45分になろうかと思いますが、それからハッピィステージの
式典会場にお移りただいて、式典を催すと。このような形となってございますので、よろしくお願いいたします。
今年の
区民まつりの特徴について、1点だけちょっとお話をさせていただきたいと思います。
区民まつりの
実行委員会の中で決めさせていただいたところでございますけれども、その中から多く出た話が、やはり今回は
東日本大震災の被災地に、何らかの形でこのおまつりでも支援をしたいという強いお気持ちをちょっと反映させていただきまして、この
会場中央でございますが、黄色く色塗りをしております、「絆広場」というものを設けまして、それを大きくしたものが裏面にございますけれども、
現地東京事務所ですとか、そういう
ところ等と調整をして、この被災4県を中心に物産展、そして先ごろ、この本庁舎の下でやりました、気仙沼の方々から御協力いただいた
パネル展示なんかもやりながら、あるいは当日は、今区内に300世帯を超える方が、いろいろ福島を中心に避難をされていらっしゃいますが、その方々にもお呼びかけをさせていただいております。この絆広場の中に、今調整中ではございますが、
東京弁護士会等の協力を得ながら、その方々への
法律相談等の
相談コーナーも設けさせていただきたいなと、このような予定でおります。
当日、ぜひ御参加のほどをよろしくお願い申し上げます。
2点目でございます。
住居表示変更のお知らせという資料がついているかと思います。
カラー刷りのほうをごらんいただきたいのでありますけれども、ここに書いてあります、篠崎町一丁目・二丁目。この
篠崎北部の地区では、ここが唯一、
住居表示を実施していなかったのですが、その理由は、真ん中にあります篠崎駅
東部土地区画整理事業が都施行で進捗しておりましたものですから、街の外観が今後大きく変わることが予定されております。そのために少し待っていたというところでございますが、おおむね今は80%、街区の完了を見ているところでありまして、その機をとらまえまして、周辺の地域、特に駅付近のところはもう既に
区画整理は終わってございますけれども、そことあわせて一丁目・二丁目の、あわせて58.57ヘクタールになります、2,970世帯の方々の地域でございますが、平成24年11月5日、この日をもって
住居表示を実施する予定としております。
中面をちょっと見ていただきたいのですけども、ここで
住居表示の目的等を書いておりますけれども、簡単に申し上げますと
住居表示の目的は、住所から場所の特定が容易となって、わかりやすくするというのが目的でございます。
今の江戸川区の
住居表示の状況を、ちょっと御参考までにお話をいたしますと、この前の
住居表示が一之江駅西部の
土地区画整備地域を中心とする部分でありますが、それが平成18年でありました。それに、この58.57の今回を加えますと、全体の
住居表示実施率が90.67%という形になります。あとは未実施が458ヘクタール、約1割が残っているということでございますが、
街づくりの進捗等にあわせて、順次準備の整ったところから進めていきたいと、このように思っているところでございます。
私からは、以上でございます。
◎千葉孝
産業振興課長 机上に配付をさせていただいております、平成23年度江戸川区
産業賞選考委員会の開催についてでございます。日時は10月24日、月曜日で、以前、委員の皆様には個別に御連絡をさせていただいておりますが、そのときは3時からという形で御案内をさせていただきましたが、30分ほど繰り下げさせていただいて、3時半より開会をさせていただきます。よろしくお願いいたします。会場は第一・第二
委員会室でございます。委員構成は、こちらの
生活振興環境委員会の委員の皆様、それから農業委員会を始め各団体の方、区のほうからは副区長、それから
生活振興部長が委員となっております。
今回の表彰区分でありますけれども、精励従業員、優良企業、優良商店、優良農業、それから技術功績者、ここまでは以前と同じものであります。今回、新しくワーク・ライフ・バランス推進企業という区分を1項目設けさせていただいております。これは、従業員が仕事と生活、それを両立できる、そういった職場環境を築いている企業、また男女がともに働きやすい、そういった職場づくりを推進している企業、そういったものを表彰の対象としております。その他委員長の選任は、委員の互選によるところであります。
ちなみに参考としまして、産業賞の表彰式でありますけれども、12月7日、水曜日、午後6時半から総合文化センターで行われます。こちらには
委員長さんに御登壇をいただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
続きまして次の資料ですが、江戸川区
創業支援施設でございます。こちらにつきましては、先の7月の委員会でも御報告をさせていただいたところでありますけども、「
チャレンジオフィス小岩」という名称で、今回はスタートをさせていただきます。施設概要につきましては、前回御報告をさせていただいたところと変更はありません。現在、入居者につきましては、申込件数が9件ほどいただいております。部屋は6部屋ですけれども、その6部屋に対しまして9件の申し込みをいただいております。
今後の
スケジュールですが、書類審査が終わりまして、面接の審査、これが明日、9月17日、土曜日に行われます。これを終えまして、入居者が決定をされます。10月1日から1年間という形で入居をいたします。
レイアウトにつきましては下でありますけれども、裏面をごらんいただきたいのですが、工事のほうは完成となっております。ほとんど順調に工事のほうは済みまして、こういった状況になっております。302号室、部屋は大体広い、狭いはありますけども、こういった形であります。その他にも会議・相談スペース、それから談話スペースという形で、整備をさせていただいております。
その他、ペーパーのほうは用意していないのですけれども、口頭で1件ほど御報告をさせていただきます。7月11日から8月末まで行われました、
商品券エコサマーフェアでありますけども、その速報といいますか、数字があらあらで出ましたので、その件だけ口頭で御報告をさせていただきます。
お買い上げいただきました実績が、7億5,000万円ほどになったということであります。これにつきましては今、まだ調整中といいますか、集計中でありますので、細かい数字が出たところで、また次回になろうかと思いますが、改めて御報告をさせていただきます。
以上でございます。
○
伊藤照子 委員長 ただいまの報告について、何か御質問ございますでしょうか。
◆所隆宏 委員 すみません、
天然ガスの発電のことについてなのですけど。今、ペーパーをいただきまして、文書で書いてあるのですけれども、この
天然ガスの発電の
エネルギー効率が高いということと、それから比較的クリーンな
エネルギーだ。ちょっとテレビの報道なんかも見て、
天然ガスで東京都がやるという話を聞いたときに、そのCO2の排出の問題と、今までCO2を減らすということで進めてきたことに対しての、どういう整合性というか、そういうことがちょっと危惧されたのですけれども。
その辺の、例えば何キロワット発電するのに、例えば原発だったらCO2がどのぐらいで、この
天然ガスだったらどのぐらい、普通の
火力発電だったらどのぐらい、そういったような資料がもしあれば、ちょっと比較のためにいただきたいなと思っております。
◎小林豊
環境部長 先ほど課長が申し上げたように、まだまだ本当に最初の段階のお話で、具体のお話というのが我々のほうにも全くないのです。
こういうお話がありまして、先ほどのお話のように50万キロワット級というのは、2基合わせて100万ということで、先ほど古谷課長のほうから、通常の石炭とか石油に比べて、通常の今までの化石燃料に比べて、ばいじんとかそういうものが、
天然ガスというのはほとんど出ないですね。あと、CO2についてもかなり排出量が少ないというのは、一般的に言われていることで。
具体として今回東京都が考えているものの場合、どういうふうな形で比較できるかというのは、私どもも資料を持っていませんし、東京都もどこまで今、そういうものをやっているかということがわかりませんので、ちょっと委員会のほうに正式にお出しできるようなという段階ではちょっとないので、もう少し、これから
環境アセスとかいろいろな形で、そうした調査というのは入っていくと思いますし、東京都は聞くところによると来年度の予算の中に、調査費を計上するということがありますので、そうしたところで、もう少し詳しくわかりましたら、情報提供をさせていただきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
◆所隆宏 委員 わかりました。では、お待ちしております。ありがとうございます。
○
伊藤照子 委員長 ほかに。
◆
片山知紀 委員 関連するのですけど、読売ら各紙取り上げている、要するに5カ所の中で、江戸川区がその中に1カ所入っていると。それが、飛行ルート、羽田にあれする、上空を飛ぶような形になっては、それは安全面からいっても、何かにつけてうまくないと。そういうことに関しては、環境部の見解としてちょっと載っているのを見たのだけど、それに変わりはないわけですね。
◎小林豊
環境部長 読売にああいうふうな形で、なんか環境部とか
環境部長のコメントみたいな形で載っているのですが、私は直接マスコミの方と接触しておりませんし、部としてそういうふうな発言したあれは全くないのです。適当ではないというふうに書かれているのですが。あれはたしか、読売だったと思うのですが、江東区のほうも余り芳しくないような話がずっと、そういう論調で、江戸川区についても同様に適当ではないというふうなあれで。
今、区長もそのことについては、実はこのお話についてマスコミにこういうふうなプレスをするという前に、東京都の知事本局の局長さんが、区長のほうに情報提供にいらしたのですが、はっきり言って新聞に書かれている程度の話しか。日経さんに書かれているような、あんな詳しい話は実はなかったのです。
ですから、今の段階で先ほどもちょっと申し上げたように、
環境アセスとか、環境面に与える影響というのが全くわからない中で、はっきり言って、江戸川区としてコメントする段階ではないのですよね。ですから、いいとか悪いとかということも判断できないので、区としては区長も何も申し上げていませんし、環境部としてもまさにそんなことは、実は言っていないのです。
ただ、今、
片山委員さんがおっしゃったように、一部の新聞で飛行ルートのお話がありました。一般的に今、川崎市のほうで
天然ガス発電の工場があるのですが、そちらのほうを見ますと、大体煙突の高さが150メートルぐらいあるのです。そうすると、観覧車が120メートルですから、観覧車より高いのです。
ただ、煙突があるからぶつかるとかいうことではなくて、一般的に言われていることでお話ししますけども、
天然ガスを燃やして排ガスが出ていきますと、空気中の酸素濃度が下がるのです。通常ですと、大気中に皆さん御存じのとおり、20%ぐらい酸素があるのですが、それが十五、六ぐらいになってしまうというふうに言われています。
そうすると、かなり高い煙突から排ガスが大気に流れていきますから、そこを通る、あそこのルートですと、大体600メートルぐらいですから、2,000フィートぐらいで羽田に向かって下がってきます。そうすると、ちょうどそこにかなり大型の、2基のそういうふうな発電所ができると、真上をちょうど通るということになりますので、そうすると、飛行機というのはジェットエンジンで空気を流入しながら動かしていますので、影響が出てくる可能性というのは十分あるのではないかなというふうに、これは私の個人的な見解ですけど、そう思っています。
ただ、ではこのルートをどかすとかなんとかというのは、これはなかなか、国レベルの問題ですし、国交省と我々は騒音の関係でもう、ずっと昭和四十五、六年から、今現在もそういう話し合いを続けて、騒音低減でやってきていますので、国のほうもそういう、何がためにルートを変更するということは、通常は考えられないことなので。
そうしますとアセスの中で、そういう大気の問題とか騒音の問題とかも含めていろいろ検討する中で、江東区のほかにも3カ所、それからまだ帰属がはっきりしていない中防のところでも1カ所ということがありましたけれども、このまま進行したとして、そういうものをトータルとして調査をして適地を探すというのはまだまだ、正直言いまして、実現までには恐らく七、八年かかるのではないかなと。
環境アセスメントも通常、大体2年ぐらいかかりますので。
ですので、原発に変わる
代替エネルギーとしては、私もこういうものというのは必要だと思うのです。自然
エネルギーも含めて、いろいろな組み合わせというのは必要だと思うのですが、この問題については、まだ本当に初めて聞いた話なので、なかなか区としても、繰り返しになりますけども、今の段階でコメントをできる段階ではないなというふうに考えております。
以上でございます。
◆
片山知紀 委員 部長のお話で、大方わかるわけですけどね。
ということは、安全・安心という観点からいって、そういうことに関してはメディアで取り上げられた以上、都の計画発表にしても、いずれにしても関心を持つところでもありますから、注視して、そして後手にならないような。そういうことに対しての情報とかそういうものを、
議会側にもできるだけ、そういう場合は。
それで、どう対応するのかという形に対して、こういうことに対しては十分に注視して、これからの対応については説明が十分できるような、そういうことも承知して、行く行くは取り組んでもらう。まだ七、八年先の話だから、そういうふうに世論なんかも流れが固まってしまったみたいな、そういう形はちょっと怖いので、
そこらあたりはひとつ、よろしくお願いいたします。
◎小林豊
環境部長 わかりました。
◆
須賀清次 委員 今の関連なのですけども、発表されたばかりで、地産地消の
エネルギーを東京都で確保しようではないかと。それで、100万キロ級の、50万、50万の2基をつくるのだと、そこまではわかりました。
だけども、この100万でどのぐらいの規模の地域がネットされて、それを送る送電に、また電力会社の、例えば鉄塔を使うとかなんとかで、この間猪瀬副知事がそんなことにちょっと触れていましたよね。そうすると、結局相手はそれをさせまいとする可能性だってあるわけだから、そこに加算してくる可能性もあるわけじゃないですか。うちの鉄塔を使うのだったら、これだけもらうよというようなことで。
そうしたら、結局金額的には高くなってしまうということだって、これは駆け引きの中で出てくるわけですから、これから飛行機の問題も含めて課題だと思うのですが、その辺を駆け引きの中でどのようになっていくかは見ていかないといけないなと。やはり、もうけて何ぼというのが企業の考え方ですから、それに対して自分たちの域を攻めてくれば、そこに関して、そこから金を取ってしまおうかというようなことだって出てくるわけですから、江戸川区としても飛行機の問題とプラス、どのようにしていくかということを研究していただければ、ありがたいなと思います。
それから、続けてお話しさせもらいますけど、先ほどの水銀の混入ということで、江戸川区にも
清掃工場があるわけですから、これだけ人間の心が、金や物に執着した人が多くなってくると、自分だけもうければいいやということで、そういうものを知らず知らずに混入させてしまって、
清掃工場に持ち込むなんてことは多々あることですから、これに対してよそ様の
清掃工場だから、とりあえずはほっとしただけじゃなくて、こういうことが起きたときには、例えば放射能の原発だって7年ぐらい前に、こんな高いのが来るよという話があって、それで手をつけないでいたから、結局今回も福島の皆さんが御苦労されているわけですから、やはりこういう問題が出たときに、江戸川区としてどうしておくかということを、必ず考えていてほしいなということを要望しておきます。
◆田中けん 委員 今の須賀議員の話にも関連するのですが。水銀の話なのですけども、先ほどの
執行部報告の中で、できればより詳しく御説明いただきたかったなというふうに思うのは、一般的に考えて、生活ごみの中で水銀が排出されるということがあるのかどうか。
または事業系だとするならば、どういうような事業の場合、もちろん企業名までは必要ないのですけど、業種的な大別で見ると、そういう、何というのですか、水銀ごみが発生するのか、そういうのをわかる範囲で教えていただけたらと思うのですが、いかがでしょうか。
◎後藤隆
清掃課長 なかなか、昨年から続いている水銀ごみに関する炉の停止について、原因の特定に至っていないというのが現状であります。したがって、これから申し上げることは、あくまでも推測の域ということで御理解をいただきたいのですが。
つまり我々の生活の中で、どういったものが水銀を含んでいる製品かといったようなことから、推測するレベルでございます。
例えば最近は少なくなりましたけども、ボタン電池。こういったものにもかつては水銀が使われておりました。それから蛍光灯、これにも水銀が一部含まれております。
◆田中けん 委員 現在。
◎後藤隆
清掃課長 現在。
それから、昔は電子体温計ではなくて、いわゆる手で振ってやる体温計を皆さんもお使いだったかと思いますが、こういったものにも含まれていると。こういったものが、我々一般家庭の中にあるごみの中で水銀が含まれているものでございます。
それから、事業者から排出されるものとして、特に今、マークといいますか、注視をしておりますのが血圧計でございます。最近は電子の血圧計で、スイッチを入れるとぐっとしまってという、区役所の中にも何カ所か設置をしてございますけど、こういったものは含んでございませんが、いわゆるお医者さんが耳にやって、ポンプでしゅっしゅっとやって、それで水銀の値を見るというものについては、水銀が含まれてございます。
これは、一組のほうでお話ししていることとして、この医療機関等で使っている手動式の水銀を含んだ血圧計等が二つ混入されるだけで、炉を止めなくてはいけないぐらいの水銀値になるという報告もございます。
したがって、こういったものは、特に看護学校とかこういったところでも、今は電子ではなくて、まずはそういう手作業でやらせるというようなこともあるように聞いてございますので、先ほど来申し上げましたけども、こういったものの混入のないように
周知徹底をしていくことが必要と、このように考えております。
◆田中けん 委員 今のお話を聞く限りですと、ボタン電池とか蛍光灯とか、もし仮に、個人レベルで間違って捨ててしまったとかといって、ここで出てくる自己管理値というものを超えるような値というのが、私の素人で推測ですからあれですけど、果たして出るのかなというふうに考えると、やはり推測というお話がありましたけども、事業系のほうが何か。
個人が、余りにも大量に同じような現象が起きれば、こういうようなことも起きるのかもしれませんけど、それもちょっと考えにくいような場合は、事業系からまずは疑ってかかるような、またはそこの管理をしっかりしてもらえば、このようなことの再発は防げるのかなと思ったものですから、そこら辺はどういうふうにお考えでしょうか。
◎後藤隆
清掃課長 先ほども、ちょっとさらっと話をさせていただきましたけども、不適正搬入の防止の委員会というものを
立ち上げまして、こういったものが入らないようにするためにはどうすればいいかということを、いろいろ議論しているところでございます。
特に今、委員さんから御指摘のあったとおり、家庭から出るボタン電池、あるいは蛍光灯、こういったものは今、江戸川区では不燃という形、燃やさないごみという取り扱いをしてございますけども、仮に燃やすごみのほうに含まれたとしても、蛍光灯1本、2本でこういう規制値を超えるようなことにはならないということはわかっております。
したがって、特に事業系で大量に扱うような、あるいはもう少し水銀の量が多いものが入ったものを使う、例えば先ほど申し上げた手動式の血圧計などを扱うところについては、やはり徹底した調査が必要だろうということで、今回、医療系の事業所であるとか、あるいはそういったものをお持ちであろうと思われる、例えば小学校などにもかつてはそういう水銀計というものがありましたから、そういったことも含めて、ちょっと業種、業態をピックアップさせていただいて、今回アンケート形式、あるいは周知を詳しく行うような形で、啓発を行うといったようなことになっております。
ただ、これはまだすべて段取りが整ってございませんので、段取りが整い次第、実施をしてまいりたいと、このように考えてございます。
◆田中けん 委員 実施をされて、アンケートをとったりとかそういうような形で、この問題は注視しておりますので、委員会等での御報告をよろしくお願いいたします。
終わります。
◆
竹平智春 委員 私のほうから、放射線のことでお聞きをさせていただきたいと思います。本当に小・中学校、また幼稚園、保育園、公園と、540にわたる測定、大変大きな前進だというふうに思っていますし、今回、測定の中で0.25を超えているところもあるという事実が、しっかりわかったというところもございます。今、何カ所かの高いところは、再測定を行っているということでお話がございましたが、このえどがわの広報なんかには、測定をして0.25以上の場合は、一時砂場の使用を中止して、後日砂の入れかえなどの対策を行いますということで明記してありますので、0.25以上になった場合は、砂の入れかえをするのではないかというふうに期待しているお母さん方も多くいられると思うのです。
ただ、何回か測定をしてからというお話でありましたけれども、実際に砂の入れかえというものを具体的に行う中で、処分の方法ですとか、保管場所ですとか、また実際に、ちょっと話があれになってしまいますけど、放射線の測定、五百何十カ所とやっていますけども、放射線に対する予算だとかそういうものが、どういうふうになっているのか教えていただけたらと思います。
◎古谷章
環境推進課長 まず、砂の入れかえですけれども、これは個々の砂場の状況というのはいろいろ異なりますので、0.25以上のそういう数字が出てすぐに取りかえるということではなくて、あくまでもこの0.25というのは、1時間当たりの
マイクロシーベルトという数字ですので、そこから類推すると、年間で1ミリシーベルトを超えるであろうということですから、そこは慎重に測定をしたいと思います。ただ、その後どういうふうに、砂をどのタイミングで入れかえるということは、それぞれの
施設管理者のほうで検討していくことになります。
それから、この砂場の砂の処分についてでありますけれども、現在、国のほうで明確な処分方法というものが定められておりませんので、一時保管を区としていたします。ただ、どこで保管ということについては、安全管理上申し上げられないので、そこは御理解いただきたいと思います。
それから予算については、測定については環境部の予算と、それから公園につきましては、江戸川環境財団、前の事業団ですね、そこで予算立てをしました。それから、それぞれの砂を、実際にもし入れかえるようなことになった場合には、それぞれの所管課で対処してまいります。
以上でございます。
◆
竹平智春 委員 ありがとうございました。その予算に関しては、ある程度予算を決めてということはしていないのでしょうか。した上で、測定とかも決めているのではないかとも思いますが、いかがでしょうか。
◎古谷章
環境推進課長 この予算は、当然のことながら年度当初に想定していなかったものでございます。ただ、まだ年度の途中ですので、現在ある予算で、それぞれの所管課が予算を執行していくと。年度末になってどういうふうするかということは、また検討していくわけですけれども、今の段階では、今ある規定の範囲の中でやっていくということでございます。
◆
竹平智春 委員 ありがとうございました。あと、さっき各砂場、各所管に任せてということでありましたけれども、やはり環境部としてもそこら辺はまかせっきりではなくて、しっかりと働きかけていただき、やはり子どもさんたちの健康をしっかり守るという気持ちを持って、取り組んでもらいたいというふうに思っています。
もう一つ、砂場を今測定はしていますけれども、いわゆるほかにも
放射能物質がたまりやすい場所というのがあるというふうにも言われております。そういったところで江戸川区としては、砂場以外にどのように考えているか、教えていただけたらと思います。
◎古谷章
環境推進課長 砂場については、これはどうしても子どもたちがそこに入って遊ぶとかいろいろありますから、特に保育園、幼稚園だと、砂が子どもの口に入ってしまうというようなこともありますので、きちんと念のために測定をしてまいります。
ただ、例えば側溝であるとか雨どいの下というものは、どうしてもいろいろな廃棄物が集まってくるところですので、高い値になるということは、ある意味では、当然という言い方をしては語弊があるかもしれませんけど、そういった側面はあります。
ただ、そういった側溝であるとか、あるいは雨どいの下のようなところというのは、それぞれの
施設管理者の日常の管理の中で、きちんと清掃していくことによって、放射性物質というものは流されていくというふうに考えておりますので、それぞれの
施設管理者がきちんとやっていくということで、対応できるのではないかというふうに考えております。
◆
竹平智春 委員 何度もすみません。ただ、その
施設管理者となると、どうしてもそこに任せているという部分で、本当にどこまで放射線に対しての意識を、それぞれが持っているかというところがすごく大事ではないかというふうに思っています。
やはり子どもさんの多くが利用する施設ですとかそういう中にも、側溝やたまりやすい場所、雨どいの下の部分だとか、そういうところもあるのではないかというふうにも思いますので、ぜひともそれぞれに任せてということですけども、それぞれがしっかりと意識を持って、全力で取り組んでもらいたいというふうに思います。
要望です。
◎小林豊
環境部長 ちょっと誤解があるといけないので、申し述べさせていただきますけども、古谷課長が言った、最終的には
施設管理者の判断になるというのは、例えば今回やっている中には、私立の幼稚園とか保育園もありますし、それからそういう砂場についても、例えば学校であったら、砂場といってもほとんど校庭に化しているような、幅跳びのための砂場であったり、幼稚園のように本当お子さんが入ってシャベルでほじくるものとか、大きさとか砂の量とかみんな違うのですね。日常の管理のやり方もみんな違うので、環境部で一律にはかったものをこういうふうにしなさい、ああいうふうにしなさいということは、なかなか申し上げられないのです。
ということで、我々は、任せっきりというお話がありましたが、決してそういうことはございませんので。私どもは副区長、教育長を始めとして、関係の部課長さんに集まっていただいて、定期的にこうした問題について情報交換しながら、測定についても確認しながら、どういうふうな形で対応していくかということを日々やっておりますので。これは、全庁的にそうした共通認識のもとにやっていますので、我々としては決して任せっきりということではなくて、お互いにそうしたものを認識しながらやっているということで、御理解いただきたいなというふうに思います。よろしくお願いします。
◆
須賀清次 委員 関連なのですけど、共通認識という言葉が出たので、ちょっと手を挙げてしまったのですが。先日、中部大学の武田先生のお話が、タワーホール船堀の2階で行われました。それを知っていて、そこに参加された方はここにいますか。いるね。
それで、やはり共通認識ということでいえば、あの先生に言わせれば、いろいろなお話はしていましたけど、だから言わんこっちゃないと。これでは、やはり解決にならないと思うのです。私は反対していたのだと。
でも、その話の中で、子どもたちが小さいのだから、大人の20ミリシーベルトだったらば、5ミリシーベルト以上は当てないように努力しなければいけませんよという具体的な話とか、例えば白米は栄養価が下がるけど上白米にすればその分減りますよとか、葉っぱはできるだけ取ってしまいなさいとか、いろいろな具体的な話をされていたのですが、やはりそこに集まってきているお母さん方、子どもも含めて、物すごく心配された人たちが集まっていました。800人ぐらいいらっしゃったのかな、相当な人数で耳を傾けていると。
共通認識という意味では、例えば江戸川区として、こことこことここに、こういう場所に、こういう危険なものが集まりやすいですよということを、それが本当にわかっていることであれば、広報等でみんなに共通認識として広げていかなくてはいけないと思うのです。
一方ではこれが危ないのだ、給食だってこうなのだというような、風評被害に近いものに慌てふためく場合もあるし、具体的にわかっていてやっている方もいるので、要するに、だから言わんこっちゃないという話では、先ほどの水銀の話もそうなのですが、後で言わんこっちゃないって言っても、これは後の祭りであって、だからその前にどのように手を打っておくのかと。
例えばあの先生の話を、私は逆に、ここにいるだれでもいいから出るべきだったと思います。その話を聞いて、両方を見きわめて、中道を行くというような物の見方をしておかないと、片方に寄ってしまって、バランスに欠けてくるのかなと。あれはほかの組織がやっていることだから行かないとかそういう問題ではなくて、その人の話も聞いてみようではないかという気持ちで、私は参加させてもらったわけですから。
共通認識という言葉が部長のほうから出たので、区民の共通認識をどういうふうにするかということを、特に定めていかないと、一方では給食はだめだ、こうだ、ああだって大騒ぎする。水だって、水道水はだめだって大騒ぎする。その中の共通認識としてどういうことが安全であって、こういうことが危険だから、こういうことには注意しましょうねというような、具体的とは言わないけども、共通認識を持つような持っていき方をしないと、見えない悪魔に対しては、例えば虐待とか万引きというのは見えるのです。だから、対処の方法があるわけです。
だけど、この見えない、畳の上だってという話もされていました。ではそれをどうしたらいいかという話になっていくと、それだけ聞いた人たちは、それでとことん責めてきますから、その辺の認識を、ぜひああいう機会にだれか顔を出して、話を聞いてほしかったなというのを1点、思って。
共通認識って何なのという思いがあったので、発言だけさせていただきました。何かそれに対してあれば。
◎小林豊
環境部長 先ほど竹平委員さんから放射線の測定のことでお話があったので、私はあえて共通認識という言葉を使いまして。そういう今、区がやっている、砂場だけではありませんけども、やっている、今現在放射線に関連するものについては、我々環境部だけの問題ではありませんので、関係各部が全庁的にやっていることについて、我々はばらばらではなくて、みんな共通認識のもとで各部が取り組んでるという意味で、共通認識という言葉を使わせていただきましたし。
先般、福祉健康委員会の中でさまざまな陳情が出ています。これは、空間放射線量の測定だけではなくて、今、委員さんがおっしゃるように、食べ物のこととかさまざまな問題が出ていますので、そこについては集中審議したわけですよね。
ですから、いろいろ我々としても、広報やホームページや、いろいろ映像も使ったりとか、なるべく区民の皆さんに、どっち側というようなお話もございましたが、我々はそれに偏らない形で、いろいろな御意見がありますので。今の中で、国もいろいろ、これだというものは出していないものが多いものですから、なかなか区独自で判断するということができないものが多いというのは御理解いただけると思うのですが。
委員さん御指摘のようなつもりで、我々もやっているつもりでございますし、今後そういう形で取り組んでいきたいと思っております。よろしくお願いします。
◆
須賀清次 委員 部長がやっていること、区がやっていることを否定しているわけではないのです。
ただ、いろいろな方が江戸川区に入り込んで、いろいろなお話をされる。いろいろな話をされて、私もPTA会長のときに感じたのですが、この講演とこの講演をやったのだけど、全く言っていることが違う。これは親が持ち帰って、それを子どもに与えたら、子どもは必ず消化不良を起こすのです。
だからそういうことも含めて、やっていることはわかっているのです。だけど、そういう共通認識という言葉が出たので、ではそれをどうしてこれから、ほらみろとか、だから言わんこっちゃないという話は、私はしたくないものですから、ぜひそれに対しての対処の方法とか今まで以上にやっていただければと。
別に、やっていただいているのは重々わかっていますので、それを批判したわけではないので、それだけは誤解ないように。
◆桝秀行 委員
放射線測定に関連して、幾つか質問をさせていただきます。御説明ありがとうございました。
清掃工場のほうの資料で、測定された数値を公表している日が書いてありますけど、実際公表されるときには、測定日というのが一緒にくっついて出て回るのでしょうか。
こっちの、もう一個の小・中学校の測定値の資料のほうは測定日が書かれているので、ちょっとその整合性を指摘される可能性があると思いましたので、まず、質問させていただきます。
◎小林豊
環境部長 江戸川区の放射線量の測定については、なるべく皆さんに早くお知らせしたいということで、私どもの範疇でやっていることなので。
実際のことを言いますと、業者のほうから大体1日10件から、今のペースでいいますと十二、三件ですかね、天候にもよって、午前中天気がよくて、午後から雨が降ったらできないとか、いろいろなことはありますけども、基本的には10件から十二、三件ぐらいのペースでやっています。
業者さんのほうから、そのデータを整理して翌日中に私どもに数値が上がってきます。ですから、翌々日にホームページの更新をするということで、実際に測定してから2日で、もうリアルタイムである意味やっています。その間で、業者さんのほうから速報値が上がった段階で、議員の皆さんには1日で、ホームページに載せる前に、速報値でお知らせしているというのが現状です。
清掃工場につきましては、清掃一組でやっています。清掃一組の場合は、いろいろ中での、
江戸川清掃工場だけでやっているのでは、実はないのです。全工場でやっていますし、飛灰だけではなくて、さまざまなものをやっていますので、そうした整理等に時間がかかって、実際の測定をしてから、測定値で出てくる部分もあるのですが、公表までにちょっと時間がかかっています。先ほど私どもでいったら、空間放射線量なんて2日で出ますが、今のペースでいうと大体2週間ぐらいかかるのです。
ですので、いろいろ以前も、議員の皆様に対する情報が遅いのではないかというふうなことがありましたけれども、私どもに一組から上がってくる情報も、実はそういうリアルタイムで上がってこないものですから、当初正直言って、一組のほうもばたばたしていまして、遅かったのです。今はなるべく早く、公表までに2週間かかったとしても、1週間ちょっとぐらいだと思うのですが、私どもに正式に来た段階で、議員の皆さんに直接速報値をお知らせするという形で、なるべく時間がかからない形で今はやらせていただいているのですが。
ちょっと相手があることなので、区でやっているようにやるわけにはいかないので、ちょっとここの中では公表日ということで、測定日もばらばらなものですから、今回の資料の中ではそういうふうな形でさせていただきました。
◆桝秀行 委員 ありがとうございました。小・中学校のほうの資料のときに御質問したのですけど、例えば第六
葛西小学校で9月7日に0.25が出た、5日後に再測定したら0.23に下がったと。同じように、ちどり公園では12日に0.26、2日後の14日には0.23と。この間の5日後とそれと2日後、5日間と2日間の砂場というのは、どういうふうに管理がされていたのか、ちょっとテクニカルな質問で、細かくてすみません。
◎古谷章
環境推進課長 両方ともシートをかぶせて、そして使用禁止という札を出したということでございます。
◆桝秀行 委員 わかりました、ありがとうございます。それと、今の
西瑞江公園なのですけど、ここも、では今日現在はかぶせてあるということですね。
◎古谷章
環境推進課長 事業団からはそのように報告を受けております。実際に私、ここは現場をまだ見ておりませんけれども、間違いなくシートをかぶせて、使用中止という札を置いたかどうか、ちょっとそこら辺はあれですけども、そういう状態になっているはずです。
◆桝秀行 委員 ありがとうございます。先ほどの竹平委員の質問と少しかぶるところもあるのですけど、民間の業者に対して判断をゆだねざるを得ないというところはわからなくもないのですけど、例えば西瑞江の公園だったら0.33という割と高めの数字が出ているので、次に測定されるときに0.25を上回る可能性が少なからずあると思うのです。公共の施設の場合は、2回目、再測定をしたときも0.25を超えている場合の準備というのはされているのでしょうか。
◎古谷章
環境推進課長 まず、業者に今、委託してはおりますけれども、再測定をするような場合には、私ども職員も一緒に行ってやっております。
それで2回目、例えばこの
西瑞江公園で、また0.25以上になった場合、その段階で
施設管理者と協議いたしまして、最終的には
施設管理者が判断をするということになります。砂を入れたりとか、そういったことです。
◆桝秀行 委員 ちょっとほじくり返すようで申しわけないのですけど、そうすると、入れかえない可能性もあるということですね。
江東区のほうで、たしか私の記憶が正しければ、6月ごろからの保育園、幼稚園の砂場というのは測定と同時に、一定の数値を超えたものはどんどん入れかえをしていたというふうに記憶をしています。
砂場の管理の仕方まで、私も詳しく知っているわけではないのですけど、公園とか保育園にある砂場というのは、定期的に砂が飛び散っていくので、定期的に砂を補充する管理の仕方になっているのです。江東区の区役所の方にお尋ねをしたところ、ただ補充する期間を前倒しして、古いものを除去しているだけなので、費用的にかかるものでもないという話は、江東区では聞いた記憶があります。
そういう砂の管理に対して、事業者の判断に最終的にゆだねるのもいいのですけど、区で一定の、広報にも載せて発表しているわけですから、0.25以上が2回目に出たときには、速やかに変えていただきたいという要望をさせていただきます。
○
伊藤照子 委員長 ほかに。
◆
江副亮一 委員 関連してなのですけれども、確認だけ。
まず、
バグフィルターの交換の期間を教えていただきたいと思います。
この飛灰の混練にされたものの、大分数値が落ちついてきたということなのですけれども、モニタリングは継続して、今後も一組のほうではされていくという認識でよろしいでしょうか。
◎後藤隆
清掃課長 一組からは、そのように聞いております。
◆
江副亮一 委員 ありがとうございます。
そうなりますと、これも国が基準を示すまでは、あくまでも一時保管所で保管を、今までのものに関してはしていて、今現在のものは普通に中防のほうに埋め立てしていくということでいいのですね。
そうなると、例えば先ほどの砂場の砂の件なのですけれども、こういったものも、江戸川区のものは、あくまでも江戸川区が保管をしなければいけないと、今現在の基準ではなっているのでしょうか。
◎古谷章
環境推進課長 江戸川区のものは、江戸川区内で一時保管をするということになります。
◆
江副亮一 委員 ありがとうございます。すみません、確認をさせていただきました。
そうなるともう、国が結局は基準を示さないことには、なかなかそれをどう処分していくのかというのは、判断がしづらいところという認識でいいのですかね。
そうなりますと、やはりどれぐらいの量の砂がこれから出てくるのか、なかなかわからないところもあると思いますので、先ほどの桝委員の話ではないのですけれども、どれぐらい出るかわからないこともあるのですが、やはり不安を持たれているお母さん、お父さん方、子どもをお持ちの方、大勢いらっしゃるので、再測定をした段階で、例えば0.25を下回っても、0.23とか本当にわずかな数値だと思うのですけれども、その日によって変わってくる部分もあると思うのです。2回目ちょっと下がったから大丈夫だということで、そこは変えないというような判断をするのでなく、なるべく柔軟に、できるだけ不安を取り除くような対応を、私のほうからも要望させていただきます。
すみません、もう一点、別件でいいですか、話は変わりまして、先ほどのチャレンジオフィス、これは次年度、いよいよ本格的に始まるということで。6部屋に対して9件の申し込みがあったということですけれども、最長2年ということなのですが、これは起業してから3年目までが申し込みの資格でしたか。
◎千葉孝
産業振興課長 そのとおりでございます。起業を予定されている方、または起業して3年の方です。
◆
江副亮一 委員 そうなると、今回は入れなかったとして、次回また同じような事業形態だったとしても、ちょっと漏れてしまったけれども、3年以内だったら、引き続き申し込みが可能というふうに考えていてよろしいでしょうか。
◎千葉孝
産業振興課長 そのとおりでございます。基本的には原則1年で入れかわりという形になりますので、今回6部屋すべてで更新されるかどうか、またその部分も、その時点にならないとわかりません。1年でお出になる方もいらっしゃるところであれば、その時点でまた補充という形になります。またそこで募集をかけて、申し込みされた中で選定をさせていただこうというふうに考えております。
以上です。
◆
江副亮一 委員 ありがとうございます。このような創業支援の施設ができたことで、江戸川区内で本当に意欲を持って起業をするけれども、最初のお金に対して資金的に、会社を
立ち上げてもなかなかオフィスを借りるまではということができない方たちも大勢いらっしゃると思いますので、本当にすごくいい制度だなと思っているのですけれども、これを契機に、ぜひ江戸川区内に新しい企業がどんどん立ち上がっていくような流れができていくことを、私たちも願います。
ぜひよろしくお願いいたします。
○
伊藤照子 委員長 ほかにございますか。
◆
竹平智春 委員 先ほどエコサマーフェアでのお話がございまして、今、7億5,000万円程度だということで、中間で御報告いただいたのですけれども、通常ですと、以前にもお話が出ましたとおり、秋に商品券まつりをやっておりました、今まで。それで、今後どういうふうに計画をなさっているのか。
多分、今回の夏のフェアのいろいろ、売り上げの件ですとか、また商店街の方たちの御意見なども伺いながら進めていかれるのかと思いますけれども、また冬もいろいろな節電で、石油ストーブですとか今、すごく売れているという部分もございます。
そういったことで、どのように考えていらっしゃるか、教えていただければと思います。
◎千葉孝
産業振興課長 当初予算でお認めいただきました商品券まつりの分がございます。それにつきましては、今回先にエコサマーフェアということで、夏に補正予算で出していただきましたけども、当初予算に計上させていただくにつきましては、改めてまた連合会とも協議しながら、やることはやりますので、いつの時期にというのは、一番効果的なころ合いを見計らってやるという形で今、調整をしているところであります。
以上でございます。
◆
竹平智春 委員 どうもありがとうございました。
○
伊藤照子 委員長 ほかにございますか、よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤照子 委員長 以上で、執行部の報告を終わります。
次に、その他について何かございますでしょうか。
◆
須賀清次 委員 1点だけ、時計を見ながらやりますので。
先ほど正副
委員長のほうから、大変いい視察だったというお話もありまして、私も本当に正副のおかげで、とてもいい視察ができたと思います。
実はここでお話ししたいのは、伝統工芸展がタワーホール船堀で8日から13日まであったことは、もう皆さん御存じだと思います。江戸川区のグレードアップという観点から、実は金沢のほうに視察に行って、白井部長も参加しているからよくわかったと思うのですけども、やはり伝統工芸という点では、江戸川区と同じように、向こうのほうが歴史が深いということで、とても大切にされているなという思いがしたのです。
出迎えてくれ、あいさつしてくれた副議長さんが、何で長々話しているのかなと思ったら、思いがいっぱいあって、江戸川区の小松川出身で、江戸高を出て向こうに就職して、今議員さんをやって、副議長をやっているのだということで大変盛り上がったのですが、そういう身近なものがあったものですから。
例えば江戸川区の伝統工芸にプラスして、やはりああいうすばらしいものをちょっと一緒にコラボするというか、9月だから一緒に、1年越しでいいではないですか。そういったことで力を注いでくれると、副議長さんのほうも喜んでくれると思うのです。平成26年には新幹線も通るということで、大変向こうも盛り上がっている時期なものですから、ぜひ、考え方としてはいいのですけど、伝統工芸の交流を、1回タワーホールでやってみたらどうかという思いがちょっとしたものですから、ちょっと考えてみてほしいということで。
どういう形でやれるかどうかはわからないけど、江戸川区の伝統工芸のすばらしさを、向こうのすばらしさと、また知っていただくことによって、江戸川区のグレードアップになるのではないかなということをちょっと感じましたので、ぜひ考えていただきたいということを申し添えておきます。
○
伊藤照子 委員長 よろしいですか。
◎
白井正三郎 生活振興部長 年度でいいますと昨年度のことだったので、御報告しなかったのですが、実は金沢の伝統工芸は非常に推進に、振興に困っておりまして。私どもも御案内のとおり、7年前から産学公ということで、美大と一緒にやって、今は新しい作品が200点以上できております。そういう仕組みを金沢でも取り入れたいということで、実は金沢市の伝統工芸館というのでしょうか、そこで3月に私どものほうの展示会を1カ月ほどやったのです。
◆
須賀清次 委員 向こうでね。
◎
白井正三郎 生活振興部長 向こうで。実は3月に私も行って説明をすることになっていたのですが、11日にああいう震災が起こりまして。金沢は大丈夫だったので展示自体はやったのですが、私はちょっとそういうことで、こちらの本部にいなくてはいけなくなったので、行けなくなったのですが。ですから、そういうことでは金沢市とは交流が進んでおります。
逆に今回は見に行ったのですが、金沢市としても江戸川区の、江戸川区というのは御案内のとおりそんなに伝統工芸が、風鈴はああいうふうなことで有名かもしれませんが、ほかのことはさしてでもなかったのですが、ここのところそのようなことで、かなり新聞等々、マスコミ等々でも出ておりますので、注目していただいていますので、今度は金沢のほうと、事務方とはお話をさせていただいているところなので、そのようなことを進めていけたらいいかなとは思っているところでございますので、今進んでいるお話だけさせていただきました。実績だけ。
◆
須賀清次 委員 ありがとうございました。知らなくてすみませんでした。
その後、桝委員と田中委員と金沢の野菜を、15品目でしたか14品目でしたか、それを地元の方に案内していただいて、いろいろと見せていただいたと。とても味もよくて、帰ってきましたけれども。
やはりそういうことも含めて、ぜひそういう交流があるならば、副議長さんがそういう方だったということで、余計身近に感じたものですから、ぜひもっと力を入れていただいて、そういう野菜も含めて交流をしていただきたいと思います。
○
伊藤照子 委員長 その他、ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤照子 委員長 それでは、ないようでしたら。次回の委員会ですが、第3回定例会中の10月24日(月)、午前10時を予定しておりますので、よろしくお願いをいたします。
以上で、
生活振興環境委員会を閉会いたします。ありがとうございました。
(午前11時22分 閉会)...